しめ鯖

shimazakikan2005-02-08

はい,では1日あきましたが予告通りしめ鯖作製.
ここまでの行程は2/6を参照してくださいね.↓
http://d.hatena.ne.jp/shimazakikan/20050206
まずはおなかの骨を包丁でそいていきます.
おなかのところは一番うまいので,骨の曲線に沿って丁寧にいきましょう.
極力身を残すように,何回かにわけてやっても良いですね.

次に真ん中の骨を抜いていきます.
写真は,片手で撮影しているので骨だけ引っ張ってますが
実際は左手で身を押さえながらやらないと崩れます.

写真のように指を画面の右から左に動かすと,
骨の取り残しがわかりやすいので
残さないようにしっかり骨を取りましょうね.

あとは塩を両面にふって塩じめにはいります.このぐらい.


で,ラップして冷蔵庫で90分置いたものがこれ.
浸透圧で細胞内の余分な水分が外に出てうまみだけが中に閉じこめられる.
はい,小学生の時,理科で勉強しましたね,浸透圧.

塩を洗い流したら両面をしっかり拭きましょうね.


次は酢じめにします.本当はひたひたの酢につけるようですが,
それだと結構酢を消費します.
安いんだからいいじゃんとかいったら主婦失格ですね.
写真のようにキッチンペーパーで挟み込むようにすると
消費する酢が少量で済みます.
え?キッチンペーパーの値段?
いいの!努力して得した気になってれば幸せなの!
ちなみに酢に砂糖を混ぜる人もいるようですが,
うちは砂糖は入れません.あれば柑橘系を数滴加えます.

上からもキッチンペーパーかぶせて酢をかけましょうね.

冷蔵庫で約120分さらにしめたら,酢をしっかりふき取って,皮をむきます.

これも両端をおさえながらやらないと身が崩れます.
このまま食っても良いんですが,
さらに再びキッチンペーパーでくるんで一晩ほど寝かせた方がぐっとうまみが増しますよ!

で,できあがり.まじでうまい.
売ってるしめ鯖とは別物ですから,ぜひお試しあれ.

これで1匹弱(味見で減ってます)です.まあ小振りな鯖ですから.
ちなみに右の鯛もうちでさばいた鯛です.
そのうち鯛の解体も掲載するつもりなので,期待しててくださいね.